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『ジュニア版 目でみる日本の詩歌⑪ 現代の詩[一]』
2017/04/29(Sat)
【書名】現代の詩[一]
【シリーズ名】ジュニア版 目でみる日本の詩歌⑪(全一五巻)
【発行日】昭和五七(一九八二)年四月一日
【発行所】TBSブリタニカ
【体裁】B5変形(190ミリ×245ミリ)極厚表紙、カバー装。本文(一~一二〇頁)アート紙。装幀・太田徹也。
【頁数】一五〇頁
【定価】二二〇〇円
【監修】井上靖・山本健吉
【目次・内容】
はじめに
この巻の構成と使い方
(以下、カラーページ掲載作品。作者の並びは生年順)
田中 冬二……「青い夜道」/「鷽鳥」
吉田 一穂……「Delphinus」
蔵原伸二郎……「遠い友よ」
丸山  薫……「神」/「虎になれ」/「白い鳥」
尾形亀之助……「夜がさみしい」
北川 冬彦……「楽器」/「雑草」
三好 達治……「村」/「チューリップ」「土」/「大阿蘇」
堀  辰雄……「天使達が」
竹中  郁……「旅への誘ひ」
坂本  遼……「春」
神保光太郎……「秋の童画」
藤原  定……「ナワ飛びする少女」
阪本 越郎……「花ふぶき」
伊東 静雄……「夏の終り」/「夜の停留所で」
津村 信夫……「ある雲に寄せて」
菱山 修三……「来訪」
大木  実……「初夏」/「子供と暮しながら」
木下 夕爾……「小さなみなとの町」
立原 道造……「村はづれの歌」/「草に寝て……」
(一二一頁以下、やや厚い普通紙)
現代詩の流れ――昭和二〇年まで(本文二段組、二一頁)
現代の詩[一] 関係年表(五頁)
さくいん〈人名・事項〉〈掲載詩〉(三頁)
【解題】
 見開きのカラーページに一篇の詩とその詩をイメージした写真をレイアウト。次ページの見開き本文が詩の鑑賞になっていて、下段に、①作者(の略歴) ②語句(の注解) ③参考(作品の鑑賞あるいは作者理解を深める手引きとなる参考作品)がマウントされている。
『目で見る日本の詩歌』の名の通りビジュアルに訴える文芸鑑賞書で、古典から現代まで全一五巻のうちの一冊。『ジュニア版』と銘打たれているように、小・中学校の国語教科書に収録されている詩人の作品を中心に採られている。本文解説の文章も「です・ます調」で、おもに中学生くらいの生徒を対象に平易に書かれているが、その内容は非常に濃く、一種の事典として、日本全国津々浦々の図書館に配架されたようだ。
 ジュニア向けどころか、大学のテキストにもなった。私(西山)が明治大学に入学したのは、この本が出た翌昭和五八年であるが、一、二年生が受ける一般教養過程の「文学」の授業のテキストに使われた。その前後に入学した学生には非常に懐かしい本だと思う。
 前期と後期に提出させられたリポートは、この本の体裁に倣って、自分の好きな詩を一篇採り上げ、その「鑑賞文」を書き、作者紹介と語句の注解を付け、「参考詩」も上げるというものであった。今にして思えば、一般教養の授業としては相当にレベルの高いものであった。
 個人的には、その四年後の卒業時に、小川和佑先生からの斡旋で『日本文芸鑑賞事典』(ぎょうせい刊)の原稿を書く時にたいへん役に立った。というより、入学間もなく必死になって書いたリポートが、その下勉強になっていたのだろう。特に、一般向けに「です・ます調」で平易に書くという技術の習得には、大いに参考になった。
 それにしても、つくづく思う。詩はいつまでも古びない。小川和佑先生の解説も普遍の真理を突いている。オジサン、オバサンになっても、繙けばすぐさま、若き日の新鮮な気持ちに立ち返らせてくれることだろう。
☆西山蔵書
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『各駅停車 栃木県 全国歴史散歩⑩』
2016/09/17(Sat)
【書名】各駅停車 栃木県 全国歴史散歩⑩
【発行日】昭和五六(一九八一)年六月三〇日
【発行所】河田書房新社
【体裁】四六判、ソフトカバー、透明ビニールカバー付。
【頁数】二五四頁+索引四頁、栃木県内国鉄各駅所在地一覧。
【定価】九八〇円
【目次・内容】
栃木県――人間・歴史・風土
宇都宮駅
東北本線(宇都宮以南)(宇都宮以北)
日光線
両毛線・足尾線
真岡線
鳥山線
東武鉄道(東武日光線)(東武宇都宮線)(東武鬼怒川線)(東武佐野線)(東武伊勢崎線)
バス路線(那須温泉郷)(日塩もみじライン)(奥鬼怒川渓谷)(奥日光)
(那珂川流域に治って)
〈付録〉栃木県出身者者名人/栃木県内の国指定・県指定文化財/栃木県内の教育・文化施設/栃木県庁・市町村役所・役場一覧/参考文献
栃木県内国鉄各駅所在地一覧
索引
【囲みコラム・エッセイ】
宇都宮の近代事始め      もう一つのシルクロード
地図にない路線を走る急行   酒と花と人と
下野の「おくの細道」     日光線エピソード
日光羊羹           含満ヵ渕の化け地蔵
東照宮案内          修験道の霊場
山本有三『路傍の石』     栃木市あれこれ
勇将天徳寺了伯を語る     足利の伝説二題
文学のなかの尊氏像      烏山の山あげ祭
烏山の梁魚          昭和凶作の小作争議
那須氏の興亡         日光山の稚児物語
東武蒸気機関車物語      土方歳三奮戦す
「将門記」幻想        うずまのなまず
盗人こはきとどろくの里    回想の矢板線
竜江院のエラスムス像     民謡「八木節」の堀込源太
運命の九曜星         山医師・見川鯛山
現代に蘇る九尾狐       民話に残る五十里湖決壊
下野の民俗・芸能       哲学青年、藤村操の死
日光の花暦          馬頭たばこ小史
那須国造碑          栃木の文学碑
下野の地酒
【解題】
 口絵四頁アート紙カラー写真七枚。表紙写真は「千人武者行列」(撮影・富田文雄)
 これまた異色の一冊である。小川和佑先生の著書の中でおそらく一番の異色作であろう。先生のフィールドの広さといったら……。
 このシリーズは、全国都道府県別に各駅停車に乗って旅しようというものだが、単なる旅行案内書というのではなく、「全国歴史散歩」と銘打っているように、地域ごとの人と風土の特質に焦点が合わされている。どちらかというと書斎派のように思われがちの先生であるが、実はアクティブな行動派でもあり、フィールドワークも巧みなのであった。本書ではそれが遺憾なく発揮され、読み物としても面白く読める。
 
 県内で圧倒的に多いのは「おくのほそ道」の芭蕉の句碑である。そのこと、栃木県の文学の多くが旅行者によって書かれていることを集約的に具現している。
          ――「栃木の文学碑」
☆西山蔵書
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『きみはうまく文章が書けるか』
2016/09/06(Tue)
【書名】きみはうまく文章が書けるか
【副題】この一冊で苦手の作文もらくらくと!
【シリーズ名】吉野ろまん新書・23
【発行日】昭和五六(一九八一)年六月二二日
【発行所】吉野教育図書(大阪市阿倍野区)
【体裁】新書判、ソフトカバー装。
【頁数】二一八頁
【定価】四五〇円
【企画・解説】松永伍一
【目次・内容】
 はじめに――文章を書く
第一章 なにを、どう書くか
  なにを、どう書くかということ   君は作文が書けるか
  ちょっと難かしい話  中学一年生はこんな作文が書ければよい
第二章 どう書くか、書くための条件
  原稿用紙物語     どういう原稿用紙が使いやすいか
  原稿用紙の使い方   使いよい筆記具――鉛筆・万年筆物語
第三章 読者を想定せよ、集中力をつけよ
  読者を想定せよ      集中力をつけよ
  短い文章からはじめる   段落・構成を考える
  原稿を書く        私の美味求心談
第四章 主題・構成・表現
  主題と構成――タイ焼き作文論   表現さまざま
  続・表現さまざま     高校入試のための三〇〇字作文
第五章 本から表現へ、表現から本へ
  言語と表現を考える    読書感想文を書く
第六章 表現への出発
  表現への出発       言葉の広場に生きる
  よい文章と悪い文章    文章の魅力
 あとがき
 解説・書くことのよろこび  松永伍一
【解題】(※未読)
 目次から察するに、主に中学生向けに書き下ろされた文章指南の啓蒙書。しかし、「原稿用紙物語」や「私の美味求心談」などの項目を見ると、よくあるいわゆるハウツー本とは趣を異にしたものであろう。「言葉と表現を考える」など(おそらく表現は易しく書かれてあっても)レベルは相当高いものであろうと推察される。 
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『文明開化の詩』
2016/05/15(Sun)
【書名】文明開化の詩
【発行日】昭和五五(一九八〇)年一〇月二五日
【発行所】叢文社
【体裁】四六判上製、角背厚表紙、カバー装。
【頁数】二五七頁
【定価】一五〇〇円
【目次・内容】
1 詩的なるものとの遭遇
2 西方からの声
3 開花思想とナショナリズム
4 啓蒙としての民権歌謡
5 実験詩『新體詩抄』
6 詩のなかの精神史(1)
7 詩のなかの精神史(2)
8 新しき詩歌の時代へ
9 エピローグ―近代詩の光と影
 明治詩史年表
 参考文献
 あとがき
【解題】
(※調査中)
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盛夏の太陽――詩的体験としての
2016/05/09(Mon)
 かつて、静雄詩の最初の発見者であり、昭和十年代の特異な思想家であった保田與重郎は「詩情する事情の悲しい事実に於いてのみ詩人は詩人と出会した。今さういふ事実をのみ知ると広告せねばならぬ。」と言った。そして、さらに「彼は詩情でものを見たのではない、詩情でものを測ったのではない。風情を詩概念に一度もはめこんでゐない。」とも言った。
 静雄の「曠野の歌」には人を激情させるものがある。しかし、その激情は暗鬱な激情と呼ぶべきものである。
 私自身の詩的体験に即していえば、今となっては遥かな十代の半ば、一冊のアンソロジーの中にこの「曠野の歌」を発見した折り、暗鬱な激情に駆られた思いがある。それは保田與重郎的表現にしたがえば「詩情する事情の悲しい事実に於いてのみ詩人は詩人と出会する。」というのにも似た衝撃であった。
  わが痛き夢よこの時ぞ遂に
  休らはむもの!
 それは中原中也の詩、三好達治の詩から受ける詩的共鳴とはまったく異なるものであった。あのまろやかに柔らかく心を包みこむ甘美な抒情の陶酔を、この「曠野の歌」は与えてはくれなかった。
 私はあの時、その暗鬱の激情から遁れようと、手にしたアンソロジーを部屋の片隅に放置したはずだった。にもかかわらず、その一句「わが痛き夢よ」という言葉が、私にさまざまな幻覚を与えた。その言葉は奇妙に詩的具象をともなわず、ただ真夏の苛烈な白熱した陽光のように、瞼の裏にいつまでも消えずに残っていることに、言いようもない苛立たしさを覚えていた。
 伊東静雄の一連の詩は、西脇順三郎の『Ambarvalia』のギリシア的明解さ、清涼感と較べた時、いかにも晦渋で詰屈していた。
 あの頃、日本の都市という都市はすべて焼土の荒野だった。私はその焼土に月光の射しこんでくる焼トタンの小屋に、藁を敷き、欠けた皿に魚油を点し、乏しい夕餉をとる毎日だった。藁の中に体を沈めると、その小さな小屋の中に月光は明るい縞を作った。――このまま眠る。そのまま次の朝がきても、もう私の目覚めは二度となくてもよいと思った。
 しかし、私は藁の中できまって、重い朝の目覚めを感じるのだった。そして、その一日の終わりに、大きな太陽は茶褐色一色の荒野に揺るぎながら沈む。私はそういう太陽を飽かずに眺め、きょうも一日生きたと思った。
 生きたという実感はあっても。それに少しの歓びもともなってはいなかった。私が伊東静雄の詩に出逢ったのは、そういう少年の夏であった。
 あれから幾度もの夏が、過ぎていった。その間に茶褐色の荒野は再び街になり、街の涯に沈む夕日はいつか見られなくなった。われは私の「痛き夢」だった。私はいつも「曠野の歌」を忘れようと思い、そう思うことで、いっそう静雄の詩を意識し続けなければならなかった。
 あれからの長い歳月の中で、私の手元にはいつの間にか『反響』『わがひとに与ふる哀歌』『詩集夏花』『春のいそぎ』の順で積み重ねられていった。
 静雄の「痛き夢」は、異質の文化に生きることを余儀なくされた者の拒絶と孤立の中から生まれた精神世界の所産であったのに違いない。大阪という物質優位の風土にあって、なおかつ生きねばならぬとすれば、夢位に集約される精神の純粋さだけがわずかに生の均衡を形作る手段であった。
 私にとっての静雄の詩の「痛き夢」は、いつも盛夏の季節と結びついている。激しく照り返す蒼鉛色の強烈な日射しの中にひとつの影がふと浮かぶように、その影をかすかな眩暈と感じながら、いつまでも凝視し続けるようなそんな情感が、伊東静雄という詩人の名を思い出す毎に湧いてくる。
 その場合、脳裏に浮かんでくるのは、決まって、
  わが死せん美しき日のために
  連嶺の夢想よ! 汝が白雪を
  消さずあれ
という「曠野の歌」の冒頭の詩句であった。

     ――小川和佑『伊東静雄 孤高の抒情詩人』(昭和五五年七月・講談社現代新書)「第3章―創造者への自覚」より
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『伊東静雄 孤高の抒情詩人』
2016/04/26(Tue)
【書名】伊東静雄 孤高の抒情詩人
【シリーズ名】講談社現代新書・五八五
【発行日】昭和五五(一九八〇)年七月二〇日
【発行所】講談社
【体裁】新書判
【頁数】二三七頁
【定価】三九〇円
【目次・内容】
序―新しき古典として―静雄頌
第1章―詩人の生い立ち
第2章―青春、あるいは詩人の出発
第3章―創造者への自覚
第4章―わがひとに与ふる哀歌
第5章―日本浪曼派と伊東静雄
第6章―八月の石にすがりて
第7章―わが家はいよいよ小さし
第8章―雲雀の歌
あとがき
伊東静雄年譜
参考文献 Ⅰ単行本 Ⅱ雑誌特集号
【解題】
 講談社現代新書の文学評伝シリーズの一冊として書き下ろされた詩人の評伝。伊東静雄を語ると先生は一層熱くなるようである。先生の文体は元々きびきびした端正で明晰な、時には清冽なといってもいいものなのだが、本書ではそれが際立っている。文章的にはもしかしたらベストワンに挙げてもいいかもしれない。
 一九八〇年当時、なぜ今、伊東静雄なのか。
 
 ……伊東静雄の詩を振りかえってみると、その詩はまことに激しく、重い。
 ……  ……
 その激しさ、重さが、教養化、技術化してしまった各種のメディアで日常生活の送りこまれてくる無数の詩にない、詩の原質を感じさせる。そこに伊東静雄の魅力がある。
 一人の詩人の詩業を語るためには、その詩人の全生涯は不即不離の関係であり、詩人の生涯とはまたその作品のすべてにほかならない。伊東静雄の生涯は真摯でひたむきな四十七年であった。彼ほど人生を凝視し、純化しようとした詩人は稀である。
 日本近代文学の課題としての、いかに生きるかという切実な主題を考える場合、そこに北村透谷から伊東静雄へという近代日本の知識人たちの軌跡といったものが思い浮かぶ。
 静雄の詩の凝視と純化は、人生そのものへの熱い視線であった。――それはそのまま詩の原質といえよう。伊東静雄の詩は、現代が既に過去のものとして捨て去ってしまった熱い魂をひたむきに蘇らせるものがる。
 ……  ……
 われわれは、伊東静雄の詩に示された詩の原質を、ふたたびわれわれの魂のうちに回復させるために、この苛烈な夢の詩人の生涯をその詩との対話を通して再検討するべき必然がある。
――「序―新しき古典として―静雄頌」

 それから丸二〇年経ってこの稿を書いた西暦二〇〇〇年現在も、さらに一六年を経た平成二八年現在も、このことは益々考えられていいことである。伊東静雄没後六三年、著者小川和佑没後一年半。新潮文庫の『伊東静雄詩集』と併せて今再び読み返すべき本である。
 
 ……この一冊は、「私の伊東静雄」的な色彩の濃い評伝となったようである。本書の後には、たとえばいまも継続している「伊東静雄書誌」の仕事や、「研究文献目録総覧解題」を踏まえての「伊東静雄研究史」のようなもの、あるいは個々の作品を一篇ごとに追求する作品論などの新しい課題に取り組まねばならないかも知れぬ。時間と健康が許すならば、それらに着手せねばという心が強くなったいる。
――「あとがき」
 
 これはわずか二年半後に『伊東静雄論考』で結実することになる。
☆西山蔵書 ◎五十嵐蔵書
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《小川和佑先生を偲ぶ会》のご案内(書状版/更新版)
2016/03/19(Sat)
「小川ゼミ通信」Vol.36
メール版:平成28年2月17日/書状版:3月19日

 拝啓 春分の候、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 今年も間もなく桜が開花します。季節が巡れば、毎年間違いなく花は咲くんですね。桜といえば、小川和佑先生です。
 平成26(2014)年9月20日、われらが恩師は帰らぬ人となりました。それから早いもので一年半が経ちます。今年は三回忌の年です。
 そこで、昨秋、一周忌の法要に集まったOB会の有志で、『小川和佑先生を偲ぶ会』を企画しました。
 先生の生誕記念日に合わせて、ゆかりの地で開催いたします。先生を偲び、また同じ門下の旧交を温めたく、多くのご参集をお待ち申し上げます。 敬白

【日 程】平成28(2016)年 4月29日(昭和の日/金)
〈小川和佑先生ご生誕86年記念日〉
【開 場】12時30分~(会場設営)
【開 会】午後1時~3時
【会 場】明治大学「紫紺館」4階会議室 ※地図別紙
(駿河台校舎向かい側・昔の小川町校舎)
千代田区神田小川町3-22-14
【会 費】1万円
(同伴者:5,000円 大学生:3,000円 高校生以下:無料)
【形 式】立食(紫紺館内の椿山荘よりケータリング)

【締 切】4月20日(水)までに出欠の連絡をお願いします。
※OB会名簿の確認も兼ねていますので、欠席の方も必ずご返信ください。

『小川和佑先生を偲ぶ会』
発起人:野本達哉・五十嵐正人・湯澤利明・西山葉子・藤井ゆか・森田芳徳・井本節山・山本太朗
事務局:西山正義

◆書状版には【二伸】があります。そこには少々内輪の話を記しました。全文をPDFでアップしました。「西向の山」のホームページの「小川ゼミ通信」からアクセスしてください。

※当日に向けて、15年ぶりにOB会名簿を作成します。
住所・電話・メールアドレスその他に変更がない場合でも必ずお知らせください。
※個人情報が気になる方は、お手数ですが返信用はがきを封筒に入れてご郵送ください。

◎4月9日(土)に、現地で会場担当者と打ち合わせをします。
10時半~明大紫紺館・校友課、11時~椿山荘
その後ランチしながら、式の詳細を詰めますので、都合のつく方はお集まりください。
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《小川和佑先生を偲ぶ会》のご案内
2016/02/17(Wed)
「小川ゼミ通信」Vol.36
小川和佑ゼミナールOB会の皆様(全員にアドレス公開の形で送ります。ご了承ください)

拝啓 残寒の候 皆様いかがお過ごしでしょうか。
春はまだ遠きという感じですが、やがて桜は今年も間違いなく咲くでしょう。
桜といえば小川和佑先生です。平成26年9月20日にお亡くなりになってから、
早いもので一年半が経とうとしています。今年は三回忌の年です。

そこで、昨年の秋、一周忌の法要に集まったOB,OGを中心に、
『小川和佑先生を偲ぶ会』を企画しました。
先生のお誕生日に合わせて、ゆかりの地で開催いたします。
先生を偲び、また同じ門下の旧交を温めたく、多くのご参集をお待ち申し上げます。

【日程】4月29日(昭和の日/金)ご存命なら86歳のお誕生日
【開会】午後1時
【会場】明治大学「紫紺館」4階会議室
(昔の小川町校舎)千代田区神田小川町3-22-14
http://www.meiji.ac.jp/koyuka/shikonkan/copy_of_shikon.html
【会費】1万円
【形式】立食(紫紺館内の椿山荘よりケータリング)
(先生の奥様をはじめご遺族もご臨席される予定です)

◆4月8日(金)までに出欠の連絡をお願いします。
※OB会名簿の確認も兼ねていますので、欠席の方も必ずご返信ください。

◎4/9(土)に現地で会場担当者と打ち合わせをします。
10時半~明大紫紺館・校友課、11時~椿山荘
その後ランチしながら、式の詳細を詰めますので、都合のつく方はお集まりください。

この案内は、メールで先行して送りますが、書面でも郵送する予定です。
当日に向けて、11年ぶりにOB会名簿を更新します。
住所・電話・メールアドレスに変更がありましたら、必ずお知らせください。宜しくお願いします。
それでは、当日またお会いできますことを願いつつ。

『小川和佑先生を偲ぶ会』
発起人:野本達哉・五十嵐正人・湯澤利明・向山葉子・藤井ゆか・森田芳徳・井本節山・山本太朗
事務局:西山正義
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『文壇資料 軽井澤』
2015/11/16(Mon)
【書名】文壇資料 軽井澤
【シリーズ名】文壇資料
【発行日】昭和五五(一九八〇)年二月二八日
【発行所】講談社
【体裁】四六判上製、角背浅黄色厚表紙、カバー装、帯付。口絵4頁(写真8枚)
【頁数】二九〇頁
【定価】一四〇〇円
【目次・内容】
 Ⅰ プロローグ 軽井沢春秋
中山道・軽井沢宿/軽井沢物語/ひなぐもる碓日坂/ある夏・聖パウロ教会の弥撒で……/軽井沢の沿革史/聖歌の朝に……/明治の軽井沢/樅の木陰――ショー氏記念碑
 Ⅱ 我は張りつめたる氷を愛す
犀星詩碑/沙羅の花/郭公の声――有島武雄の恋/三笠の森/麦藁帽子の夏/文学サロン・つるや旅館
 Ⅲ 物語の女――芥川龍之介
作家のおもかげ/めぐりあい/むらぎものわがこころ……/越し人/芥川龍之介の死
 Ⅳ 『風立ちぬ』の世界へ――あるいは青春について
「ルーベンスの偽画」の少女/続「ルーベンスの偽画」の少女/絵はがきのなかの風景/犀星山荘/『美しい村』幻想/続『美しい村』幻想/アカシアの並木/風立ちぬ、いざ生めやも
 Ⅴ さらば夏の光――三田派の人びと
戯曲「薔薇の館」と遠藤周作/丸岡明と軽井沢/『生きものの記録』/外人墓地・オーストラリア大使館など/堀辰雄と「四季」/犀星と信夫/さらば束の間の夏の光よ
 Ⅵ 中軽井沢と法政大学村――もう一つの軽井沢
西武開発と沓掛/中軽井沢の文学碑/星野温泉と詩人たち/白秋詩碑/法政大学村/岸田衿子と吉行理恵
 Ⅶ 川端康成の軽井沢
『雪国』から『雪国』へ/桜沢・川端別荘/白い降誕祭/逆照射なかの日本/『みずうみ』――戦後の軽井沢風景
 Ⅷ 信濃追分――立原道造の詩と青春
樹下/村ぐらし/鮎の歌/追分慕情
 Ⅸ 花の冠を…… ――カトリック詩人野村英夫の生涯
『雉子日記』の少年/立原道造との出逢いと別れ/堀辰雄詩集/孔雀の羽で……/花の冠を……/遥かな回想
 Ⅹ さまざまの夏
木の十字架/軽井沢の三島由紀夫/新しい出発――堀辰雄と雑誌「高原」/さまざまの夏――エピローグ
 軽井沢年表
 参考文献
【解題】
  講談社の「文壇資料」シリーズの一冊として書き下ろされた渾身の長編評論。日本の近代文学に一ジャンルを築いたといってもいい軽井沢。なぜそうなったか。軽井沢を愛した作家・詩人たちの肖像を通して、その風土と文学的土壌を解き明かす。軽井沢の文学を描いた数多くの本の中でも第一級の資料というだけでなく、ある意味「青春」の書で、軽井沢文学散歩のバイブル的存在になっている。
 なお、この「文壇資料」シリーズにはほかに、近藤富枝『本郷菊富士ホテル』『田端文士村』『馬込文学地図』、村上譲『阿佐ヶ谷界隈』『四谷花園アパート』、加藤一郎『戦後・有楽町界隈』、竹内良夫『春の日の会』、高橋勇『浅草物語』、磯村英樹『城下町金沢』、清藤碌郎『津軽文士群』、中村八朗『十五日会と「文学者」』がある。
☆西山蔵書 ◎五十嵐蔵書
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小川和佑先生出演テレビ再放送
2015/03/11(Wed)
「小川ゼミ通信」Vol.34
小川和佑ゼミナールOB会(ならびに関係)の皆様

 昨日は東京大空襲から70年、本日は東日本大震災から4年、あらためて、非業の死を遂げられた幾多の方々のご霊前に、鎮魂の祈りを捧げます。
 そして、われらが恩師・小川和佑先生がお亡くなりになって、はや半年が経とうとしています。
 その喪失感は、思っていた以上で、いかに先生が大きな存在であったかあらためて思い知らされました。

 それでも春は来、桜は咲きます。
 昨日、先生の奥様からお葉書をいただき、先生が出演したテレビが再放送されるというので、急ぎお知らせ致します。

◆3月25日(水)22:00~22:43
NHKテレビ総合【歴史秘話ヒストリア】
「桜の木に恋して~日本人と桜の物語~」

 4年前、震災直後の平成23年4月6日に放送されたものです。
(たしか、震災で少し延期されてこの日になったのではなかったか)。
 先生が登場するのは、番組全体からすればほんの僅かなものですが、生きてお話しされている姿が映し出される筈です。
 4年前見過ごした方はもちろん、ご覧になった方も、やがてまた桜が咲く季節に、小川和佑先生を再び……

西山正義 拝



 みなさーん、25日の放送はご覧になったでしょうか。ほんの一瞬ではありますが、小川和佑先生が生きてお話しされている姿がリアルタイムのテレビに映し出されましたね。ちょうど東京で開花宣言が出た日でした。
 これから満開を迎えるわけですが、それに合わせて、さらなる再放送が決定しました。

◆4月1日(水)14:05~14:48
NHKテレビ総合【歴史秘話ヒストリア】
「桜の木に恋して~日本人と桜の物語~」

 何度でも、桜、さくら……
 今年の桜は、そう、先生が見ることができなかった桜です。
 今年の桜はそういう桜なんですよね。

(3月27日追記)
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