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小川和佑先生紹介
2013/04/29(Mon)
小川和佑先生近影
 小川和佑先生は、昭和五(一九三〇)年四月二十九日、東京目黒の生まれ。明治大学文学部文芸科卒業。
 
 学生時代よりすでにプロの物書きとして評論活動を開始。昭和三十年代中頃には、「戦後派」の詩人の一人に数えられていた。剣道三段。教員時代は、剣道部の生徒を引き連れ全国大会へも。国語教科書の編纂にも携わり、国語教育における詩的体験の重要性を説く。
 
 いくつかの短大等の講師を歴任後、昭和女子大学の助教授に。研究・評論活動に専念するため詩筆は折るも、立原道造、伊東静雄、三好達治、堀辰雄等、昭和十年代の詩と思想、特に『四季』研究の第一人者に。
 
 一方、同時代の文学にも、その詩人としての体験を活かし、詩を小説と同一地平で論じるという独自の地歩を築き、文芸評論家としても活躍。「詩学」「サンデー毎日」「関西文学」等の書評欄や文芸時評を長らく担当。同人雑誌作家・詩人の発掘にも力を注ぐ。また、文学と風土を論じた著書も多数出版。
小川和佑先生-明治大学文学部「最終講義」
 昭和四十八年から平成十二年度までの二十八年間、母校・明治大学文学部の講師を務める。同時に、大東文化大学、宇都宮大学、東京電機大学の講師を歴任。講談社フェーマス・スクールの「小説講座」なども担当。のちに直木賞を受賞した某流行作家も「小川教室」の生徒であった。
 
 平成三年頃からは、「桜の文学」の研究家として一般にも知られるようになり、NHKのラジオ講座を務めたり、各種エッセイを新聞、雑誌にものす。また、大谷晃一氏の『大阪学』に対する『東京学』(ともに新潮文庫)を著す等、現在に至るまでその仕事の領域を拡大し続けている。
 
 明大を定年退職した現在も、東京電機大学の教養課程講座と、明治大学リバティアカデミー公開講座の講師を務める。時折、NHKテレビに、桜文化の解説者として出演することも。
 
(平成十四年四月、ウェブサイト「西向の山」「小川ゼミの部屋」より)
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当初の編集方針
2013/04/29(Mon)
 以下は、小川和佑先生が平成十二年度をもって明治大学講師を定年退職される際に計画され、未だに実現できていない『小川和佑ゼミナールOB会論集(仮題)』に収録予定であった「著書目録」の〈はじめに〉です。


 みなさん小川和佑先生の本をどれくらい読んでいるでしょうか――。
 先生を慕い、単なる教え子というのではなく、好んで“弟子”であると自認しているわれわれも、実情はそれほどでもないのではないか。
 当初この目録は、先生の名に恥じないような、そのまま対外的にも通用するようなものを作成しようと考えていました。しかし、註釈書・講座本などの共著・編纂を含めるとそれこそ夥しい量にのぼり、また単行本未収録の論文、書評、エッセイ等、新聞・雑誌所載分については、その全貌を明らかにすることは事実上不可能に近いということで、遺憾ながら今回はそれを断念しました。
 それで、せめて単行本だけでもと思い、それにしても相当な数になるのですが、著書紹介の意味も兼ねて、ここに一覧を作成しました。後日完璧を期すための、今回は取り敢えずそのたたき台ということです。
 書誌的な解題に加えて、若干解説とういのか註釈をつけました。ただしこれは、一般の読者に対してというより、主に「小川ゼミOB会」のメンバーに向けて書かれたような性格のもので、また個人的には、私の「小川和佑論ノート」のようなつもりで書かれています。先生には失礼な書誌の作り方になってしたったわけですが、書誌の事実的な部分に関しては、そのまま今後に活かせる筈です。
 
*巻末に、西山が所有している文献・資料に限り、共著(編)、単行本未収録の雑誌等所載分を列記しました(※これはまた別にまとめる予定)。
*通し番号は、便宜上仮に付けたもので、厳密な意味での通し番号ではありません(※このブログ版ではとりあえず通し番号はつけません)。
*従って、小川和佑先生の著作は、当然この限りではなく、資料の提供を求めています。
*☆印は西山所蔵。 (平成12年 月 日現在)
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ブログ版のはじめに
2013/04/29(Mon)
 本日平成二十五年四月二十九日は、昭和天皇生誕記念日すなわち「昭和の日」ですが、わが師、国文学者・文芸評論家で明治大学文学部ほかの元講師である、小川和佑先生のお誕生日であります。
 小川和佑先生は昭和五(一九三〇)年のお生まれですから、今日で満八十三歳ということになります。先日(四月六日)、四谷で行われた明大ゼミOB会主催によるお花見会にも、春の嵐の中、奥様ともどもお元気な姿で参加されました。
 さてそこで、その記念日を期して、長年の懸案である『小川和佑著書目録』をブログ形式で公開することにしました。
 ブログ形式にしたのは、少しずつアップしながら、未完成ながらも皆様に見てもらいたいからです。本当は冊子にしたかったのですが、現状では冊子化するのが困難なうえ、冊子化するにはある程度完成されていなければ具合が悪いので、未完成なままであっても、少しずつアップしながら、時に修正が加えられるブログという形式にしたわけです。編集開始から十三年も経ってしまいました。
 当初の編集方針では、「次の記事」にアップする通り、不特定な一般読者は想定していませんでしたが、今回は、インターネット上にアクセス制限をかけずに公開するわけですから、不特定な一般読者をも念頭に置きます。しかし、内輪的な編集が残っている箇所もあるかと思います。その点はあらかじめお断りしておきます。
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