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『三好達治研究』
2013/12/25(Wed)
【書名】三好達治研究
【発行日】昭和四五(一九七〇)年一〇月一〇日
【発行所】国文社
【体裁】四六判上製、丸背継ぎ表紙、透明ビニールカバー、貼函入り。
【頁数】四〇五頁
【定価】一六〇〇円
【目次・内容】
 第一章 三好達治の世界
 第二章 三好達治の詩の形成
 第三章 作品論への試み
 第四章 三好達治書誌研究
 三好達治年譜-付、同時代史
 あとがき
(詳しくは『増補改定版 三好達治研究』の項参照)
【解題】
 これも同上参照のこと。
 小川和佑先生の三好達治論で最も早いものは、「三好達治『甃のうへ』」(「国文学」昭三六・一二月号)と「『測量船』の短詩」(「宇都宮商高会誌」第二号、昭三八・二)である。
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『「四季」とその詩人』
2013/12/23(Mon)
【書名】「四季」とその詩人
【シリーズ名】有精堂選書
【発行日】昭和四四(一九六九)年一二月二〇日
【発行所】有精堂出版
【体裁】B6判上製、丸背厚表紙、カバー装。
【頁数】二二六頁
【定価】九五〇円
【目次・内容】
 第一部 雑誌「四季」とその時代
  第一章 昭和文学における「四季」
  第二章 「四季」とその詩人たち
 第二部 詩と青春
  第一章 堀辰雄・三好達治・丸山薫
  第二章 中原中也・伊東静雄・神保光太郎
  第三章 津村信夫・立原道造・野村英夫
 第三部 「四季」研究展望
  第一章 研究展望
   Ⅰ「四季」研究展望
   Ⅱ「四季」同人追悼号細目・解題
   Ⅲ詩人研究展望
  第二章 「四季」研究文献目録
   Ⅰ「四季」研究文献目録
   Ⅱ「四季」同人追悼号・細目
   Ⅲ詩人研究文献目録
  第三章 「四季」年表
  あとがき
【解題】
 著者名に「水戸短期大学講師」という肩書が付されている。
 立原道造とくれば、雑誌「四季」である。「四季」というたぶんに誤解の多い雑誌について、まずその性格を正しく把握すること。「四季」そのものと、いわゆる「四季派」という偏見とある種侮蔑を含んだ呼称を分離する。そこでまず、三次に渡る「四季」全八十八冊を検証すること、つまりテキストクリティークから始められる。そこから最も「四季」的色彩の強い九人の詩人・作家の各論へ。そして研究展望。
 これまたたいへんな労作で、現在(西暦二〇〇〇年)から見れば三十年前の資料ということになるが、これらの資料は個々にその後の著作で増補され続けている。
☆西山蔵書 ◎五十嵐蔵書
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『立原道造研究』
2013/12/05(Thu)
【書名】立原道造研究
【発行日】昭和四四(一九六九)年五月三〇日
【発行所】審美社
【体裁】B6判上製、角背厚表紙、紺クロース装、外函付。
【頁数】三一二頁
【定価】七八〇円
【目次・内容】
 序文(中村真一郎)
 序章 昭和文学と雑誌「四季」
 第一章 立原道造の世界
  1 詩人の生いたち
  2 立原道造の少年抒情歌──白秋の影響を中心に
  3 昭和詩に於ける立原道造──その十四行詩と詩集
  4 詩的散文「鮎の歌」構想
  5 晩年の詩と思想
 第二章 「四季」の詩人たち
  1 津村信夫の青春と信濃
  2 野村英夫と詩集『司祭館』
 第三章 立原道造書誌研究
  1 研究展望
  2 立原道造書誌一覧・解題
  3 研究文献目録総覧
  4 立原道造年譜
  あとがき
【解題】
 これが記念すべき小川和佑先生の最初の立原道造研究の集大成である。本論はもちろんであるが、圧巻は、半分近くの分量を占める立原道造書誌研究だろう。多くの評論家が厭うような緻密極まる研究で、国文学者としての先生の本領が遺憾なく発揮されている。まさに労作。
 この書誌研究は先生の評論活動の大きな柱であり、批評にしても評伝にしても、緻密な書誌研究に裏打ちされた論説になっているというのが、先生の評論家としての著しい特徴である。文学研究の王道といえば王道なのだが、あらゆる批評もそこから始めなければ単なる印象批評で終わるし、その批評が揺るぎないものになっている基なのだった。
 時に先生三十九歳。それまでの半生のほとんどをこれに注いだといっても過言ではない。研究内容だけではない。この時すでに先生独自の文体が確立していたのだ。これは特筆されていい。
 先生にとっての恩師・中村真一郎が「これは序文というより祝辞である」という序文を寄せている。中村真一郎は立原道造の後輩であり、ともに堀辰雄の弟子。堀辰雄の先生は芥川龍之介で、芥川の先生は夏目漱石。つまり、漱石-芥川-堀-立原-中村-小川和佑、という流れ。これは単に師弟関係というだけでなく、ここには一本筋の通った文学的系譜が存在する。
☆西山蔵書
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